本記事では「おふろの防カビくんの捨て方」について、徹底的に調べてみました。
浴室のカビを除去するために、多くの方が「おふろの防カビくん煙剤」を利用しています。しかし、使い終わった後の正しい捨て方について、具体的な情報がなかなか見つけづらいのが現状です。
ということでこの記事では「おふろの防カビくん煙剤」の捨て方について解説。浦添市環境行政のアドバイスなどを参考に詳しく解説しています。
防カビくんの煙剤の特徴5つ
※画像引用:ライオン公式サイト
浴室のカビに悩んでいる方にとって、防カビくんは頼もしい存在。まずは「おふろの防カビくん煙剤」の特徴について、簡単に触れておきましょう。具体的には以下の5つです。
防カビくんの特徴
- 除菌成分「銀イオン(Ag)」使用
- 使い方が簡単
- カビ対策に効果的
- 手軽にカビ対策ができる
- 火を使わず安全
順番に紹介します。
特徴① 除菌成分「銀イオン(Ag)」使用
防カビくん煙剤には「銀イオン(Ag)」という除菌成分が含まれています。銀イオンは非常に強力な抗菌効果を持ち、カビの原因菌を効果的に抑制します。防カビくん煙剤は、この銀イオンを含んだ煙を浴室内に広げることで、隅々までカビを除菌します。浴室の天井や壁など、見た目はキレイでも実はカビの原因菌が潜んでいる場所でも、煙が届く範囲でしっかりと除菌することができます。
例えば、浴室の天井は高くて手が届かないため、普段の掃除ではなかなかカビを取り除くことができません。しかし、防カビくん煙剤を使うと煙が上昇し、天井までしっかりと到達します。そのため、カビの発生を防ぎながら、隅々まで清潔な状態を保つことができるのです。
特徴② 使い方が簡単
防カビくん煙剤の使い方は非常に簡単です。まず、用意した容器に水を入れます。次に、その容器の中に金属缶をセットします。この金属缶には防カビ効果のある成分が入っており、浴室内に煙を発生させます。
準備が整ったら、容器を浴室に置いておくだけです。水と金属缶の反応によって発生する熱を利用して煙が発生するため、火を使わずに安全に使用することができます。
特徴③ カビ対策に効果的
防カビくん煙剤を使うことで、効果的なカビ対策ができます。普段の掃除ではなかなか取りきれない隅々のカビも、煙が届く範囲でしっかりと除菌することができます。
カビは湿度や汚れがある環境で繁殖するため、浴室の清潔さを保つことが大切です。防カビくん煙剤の使用によって、カビの発生を防ぐことができ、常に清潔な状態をキープすることができます。
特徴④ 手軽にカビ対策ができる
防カビくん煙剤は、手軽なカビ対策方法として人気です。掃除の手間を省きながら、カビの発生を予防することができます。普段の生活が忙しい方でも簡単に使うことができ、清潔な浴室を維持することができます。
防カビくん煙剤を使えば、カビを取り除く手間を減らしながら、清潔な環境を保つことができます。
特徴⑤ 火を使わず安全
防カビくん煙剤は、火を使わずに安全に使用することができる特徴があります。一部のカビ対策商品は火を使うものもありますが、防カビくん煙剤は石灰と水の反応によって発生する熱を利用しています。そのため、火災の心配はありません。安心して使用することができます。
例えば、火を使うカビ対策商品は、火災のリスクがあるため使用に不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、防カビくん煙剤はその点でも安心して使用できるのです。
煙剤の正しい捨て方
防カビくん煙剤を使い終わった後の正しい捨て方についてご紹介します。
公式サイトでは「おふろの防カビくん」の金属缶は分解せずにそのまま「不燃ごみ」や「小型金属」など、自治体の指示に従って捨てるように指示されています。ただし、一部地域によっては回収されないこともあるようで、注意が必要です。
これについて、浦添市環境行政のサイトでは、以下のように紹介されています。
この製品の捨て方については、構造や材質を調べたところ、プラスチック容器と薬剤缶に分けられるかと思います。プラスチック容器に関しては可燃ごみ、薬剤缶に関しては不燃ごみで分別してください。
それでもなお、ごみ回収がされない場合はお手数ですが環境保全課までご連絡をお願いします。
※引用:うらそえプラス「分別方法がわからないので教てほしい」
まずは分解せずにそのまま「不燃ごみ」で捨ててみて、回収されないようならプラスチック容器と薬剤缶に分けて「プラスチックごみ」と「びん・缶・スプレー缶」などの回収日に分けて捨ててみるとよいでしょう。
よくある質問
ここではよくある質問についてお答えします。ぜひ、参考にしてください。
「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」を使うと火災警報器が反応しますか。
防カビくん煙剤を使用していても、浴室の扉を閉めていれば、脱衣所や隣の部屋などの火災警報器は反応しません。煙が浴室内に閉じ込められるため、他の部屋の火災警報器が作動する心配はありません。
「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」を使う時は、小物類は外に出した方がよいですか。
防カビくん煙剤を使う際、桶やシャンプー、石けん、タオル、子どものおもちゃなどの小物類は、浴室内に置いたままでも問題ありません。これらのアイテムも一緒に防カビすることができます。
ただし、口に入れるものは使用前にしっかりと水ですすいでから使ってください。また、銅やしんちゅう、トタン製の素材のものは、煙の影響で変色する場合があります。そのため、煙が直接触れないように覆いをするか、浴室の外に出してから使用してください。観葉植物は浴室の外に出しておくことをおすすめします。
おわりに
本記事では、「おふろの防カビくん」煙剤の捨て方について解説しました。
改めて内容を整理すると以下のとおり。
ポイント
- 公式サイトでは、金属缶をそのまま「不燃ゴミ」や「小型金属」などに分別して捨てるように指示されています。
- ただし、地域によっては回収されない可能性もあるため、自治体の指示に従って捨てることが重要です。
- 例えば、浦添市環境行政では、防カビくん煙剤の容器をプラスチック容器と薬剤缶に分けることを提案しています。
上記を試してみてもごみ回収がされない場合は、行政に問い合わせてみましょう。
本記事は以上です。