ミタが「パスポート写真における化粧はどこまでOK?」について、徹底的に調べてみました。
パスポート写真って、化粧についてどの程度まで許されるのか、どんなメイクが適しているのかで悩んでいませんか?
実は、パスポート写真では化粧についての明確な規定はないものの、「自然なルック」が望まれています。なぜなら、パスポート写真はあなたを正確に識別するためのもので、過度な化粧はその目的を妨げる可能性があるからです。
具体的には以下のような点が重要となります。
- カラーコンタクトやつけまつげなど、顔の特徴を覆い隠すものは避ける
- ベースメイクは自然な肌の色に合わせる
- 派手な色のアイシャドウや、ハイライト・ローライトも控えめに
本記事を読むことで、パスポート写真の撮影にあたっての化粧の注意点や、どのようにメイクすれば良いのかについての理解が深まります。
パスポート写真のルール
パスポート写真には、以下の基本ルールが定められています。
参考:外務省『パスポート申請用写真の規格』(一部抜粋)
- 正面向きの写り
- 帽子を被らない
- 無背景
- 影がないこと
- 眼鏡のレンズに光が反射していない
見てもらうと分かりますが、ルールの中には化粧についての記載がありません。
パスポート写真に化粧の規定はない
実はパスポート写真での化粧について、特に規定は設けられていません。
とはいえ、パスポート写真ではその特性上、自然な化粧が望まれます。つまり、あくまであなた自身を忠実に表現するための、控えめで自然なメイクが理想的。
例えば、普段からあまり化粧をしない人は、パスポート写真でも普段どおりの化粧でいくことをおすすめします。一方、普段から化粧をする人は、日常的なメイクアップスタイルを選ぶことをおすすめします。
化粧により、あなたの顔立ちが大幅に変わってしまうと、写真と実際の顔との間で識別が難しくなる可能性があります。
パスポート写真で気をつけるポイント
ルールにはなくても、パスポート写真で気を付けるべきポイントは存在します。具体的には以下のとおり。
- カラコンは避ける(メガネもNG)
- つけまつげもNG
- ベースメイクは肌の色に合わせる
- 派手な色のアイシャドウも避ける
- ハイライト・ローライトにも注意
- 髪型にも気をつける
- 5年または10年使われることを意識する
順番に解説します。
カラコンは避ける(メガネもNG)
パスポート写真では、自然な瞳の色を示すことが大切です。なので、カラーコンタクトは避けるべき。これはカラーコンタクトが瞳の自然な色を変えてしまい、識別を困難にする可能性があるからです。
同様に、眼鏡についても注意が必要です。反射やフレームにより、目や顔の一部が見えづらくなるため、パスポート写真として認められない可能性があります。
つけまつげもNG
つけまつげは、目を大きく見せる効果がありますが、その一方で、自然な瞳の形や目の動きを隠してしまう可能性があります。そのため、パスポート写真では避けるべきです。
ベースメイクは肌の色に合わせる
ベースメイクにおいては、あくまで自分の自然な肌色を尊重することが大切です。肌の色を大きく変えるようなベースメイクは避け、自然な肌色に合ったファンデーションを選ぶことをおすすめします。
派手な色のアイシャドウも避ける
また、派手な色のアイシャドウも避けるべきです。これは、アイシャドウが目元の印象を大きく変えることで、顔全体のバランスを崩し、識別を困難にする可能性があるからです。
自然な印象を保つためには、肌に馴染むようなナチュラルな色味を選びましょう。
ハイライト・ローライトにも注意
ハイライトやローライトも注意が必要です。これらのメイクテクニックは、適度に使用することで顔立ちを引き立てる効果がありますが、過度に使用すると自然な顔立ちを歪めてしまう可能性があります。
髪型にも気をつける
髪型についても注意が必要です。特に、髪が顔を覆い隠してしまうようなスタイルは避け、自分の顔の形がしっかりと分かる髪型を選ぶことが大切です。
例えば、髪を耳にかける、またはアップスタイルにする等の工夫をすると良いでしょう。
5年または10年使われることを意識する
パスポート写真は5年または10年間使われることを意識することが大切です。流行を追いかけたスタイルや、一時的な気分で選ぶスタイルではなく、長期間、自分自身を適切に表現できるスタイルを選びましょう。
これから数年間、あなたが大きく変わらないことを表現する写真が理想的です。
よくある質問
ここではパスポート写真についてよくある質問をまとめました。ぜひ、参考にしてください。
Q. パスポート写真で口紅をつけても大丈夫ですか?
はい、口紅をつけること自体は問題ありません。ただし、自然な色合いを選び、あまりにも目立つ色は避けることをおすすめします。
Q. アイライナーやマスカラはパスポート写真に適していますか?
アイライナーやマスカラは基本的には問題ありません。ただし、自然なルックを維持するために、これらも控えめに使うことが推奨されます。
Q. パスポート写真で日焼けした肌に対するメイクアップはどうすればいいですか?
日焼けした肌に対するメイクアップも、自然な肌の色を尊重することが大切です。あまりにも明るい色のファンデーションを避け、自分の肌色に近い色を選びましょう。
まとめ
本記事では、「パスポート写真における化粧」をテーマに解説しました。
本記事の内容を改めて整理すると、以下の3つのポイントが重要となります。
- パスポート写真は自身を明確に識別するためのものであり、化粧もその目的を補う範囲内であれば問題ない。
- 自然なルックが求められ、派手な化粧や顔の特徴を覆い隠すもの(カラコン、つけまつげなど)は避けるべき。
- パスポート写真は長期間(5年または10年)使用されることを意識し、その期間、自分が大きく変わらないようなスタイルを選ぶことが求められます。
パスポート写真には他にも顔の全体が見え、帽子や眼鏡等により顔が隠れていないこと、白や淡色の背景で影がないことなど、国や地域により微妙に違うものの基本的なルールがあります。これらのポイントも忘れずに、写真を撮る際には確認してください。
本記事は以上です。