本記事は、ミタが「保育士の転職におすすめのエージェント」を紹介します。
数多くの転職エージェントが存在する中で、どこを選べばいいのか迷っていませんか?
実は、全ての転職サービスが自分に合っているわけではありません。なぜなら、転職エージェントにもそれぞれ特色があり、保育士専門のものから地域特化型、多くの求人を掲載しているものまで様々だからです。
ということで、本記事では以下の内容について解説します。
ポイント
- 保育士に特におすすめの転職エージェントを厳選して3つ紹介
- 各転職エージェントのメリット・デメリットをわかりやすく解説
- どのような条件で転職サービスを選ぶべきかのポイントを提供
先におすすめの転職エージェントをお伝えしておくと、以下となります。
横にスライドします ⇒
転職サービスは大きく2種類ある
転職を考えるとき、まず最初に知っておきたいのは転職サービスの種類ですよね。大きく分けて2種類が存在します。
転職サービスの種類
- 転職サイト
- 転職エージェント
それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらを選ぶかは自分のニーズや状況によります。
ちなみに、本記事で紹介するのは「転職エージェント」です。
転職サイトのメリット・デメリット
メリット
- 自分で探して応募できる、自分のペースで進められる
デメリット
- 自分ひとりでやらなければならない、プロのサポートがない
転職サイトの最大の魅力は「自分で動ける」点です。求人情報を自分で検索し、気になるものがあればすぐに応募できます。例えば、夜中に思い立って応募したい場合や、週末にまとめて応募したい場合でも、自分のスケジュールに合わせて行動できるのは大きな利点です。
しかし、その裏側でデメリットもあります。それは「自分ひとりで全てを管理しなければならない」点です。例えば、書類の準備や面接のスケジューリング、給与交渉など、全て自分で行わなければならないわけですから、初めての転職で不安な方にはハードルが高いかもしれません。
転職エージェントのメリット・デメリット
メリット
- キャリアアドバイザーのサポートあり、書類作成・面接対策・給与交渉などが行える
デメリット
- キャリアアドバイザーとの相性がある、失敗すると労力が無駄に
転職エージェントの一番のメリットは「プロのキャリアアドバイザーがサポートしてくれる」点です。例えば、履歴書や職務経歴書の作成につまづいた場合、専門のアドバイザーがアドバイスをしてくれます。また、面接対策で不安な点があれば、模擬面接を行ったり具体的なアドバイスをもらえます。
一方で、デメリットとしては「キャリアアドバイザーとの相性」があります。すぐに信頼関係を築けるアドバイザーに当たれば良いですが、そうでない場合はストレスが溜まる可能性も。また、万が一転職が成功しなかった場合、その過程で費やした労力が無駄になる可能性もあります。
どちらのサービスも一長一短ですが、自分のライフスタイルや求めるサポートによって最適な選択が変わってくるでしょう。あなたは何を重視しますか?
転職サービスの選び方
転職サービスを選ぶ際には、自分の目的やニーズに合ったものを選ぶことが重要です。ここでは、その選び方のポイントを具体的な例とともに解説します。
業界特化:行きたい業界が決まっているなら業界特化型のサービスを選ぶ
行きたい業界が決まっている場合、その業界に特化した転職サービスを選ぶと効率的です。
例えば、保育士から保育士への転職なら、保育士専門の転職サービスが有効です。これらのサービスは業界の最新情報や、未公開求人など、その業界に特有の情報を提供してくれる可能性が高いです。
記事の後半で「保育士専門の転職エージェント」を紹介するよ。
求人数:選択肢を広げたいなら、大手がおすすめ
転職先を保育士だけに絞らず、求人の選択肢を多くしたい場合は、大手の転職サイトを利用すると良いでしょう。
リクナビNEXT、doda、マイナビ転職などは、多くの企業が掲載しているため、選択肢が広がります。これらのサービスは大手であるため、一般的に求人数が多く、多様な業界や職種の求人が見られる可能性が高いです。
複数登録:2~3のサービスに登録することで情報量が増える
複数の転職サービスに登録すると、情報量が増えてより多角的な分析が可能です。
例えば、一つのサービスにしか登録していないと、そのサービスが提供する求人情報や業界情報しか手に入りません。しかし、2~3のサービスに登録すれば、それぞれのサービスが得意とする分野や情報を比較・検討することができ、より最適な転職活動が行えます。
転職サービス選びは自分の目的やニーズによって異なるため、これらのポイントを考慮しながら選ぶことが成功への第一歩です。
おすすめ転職エージェント厳選3つ
保育士の転職を考えているなら、絶対に抑えておきたい転職エージェントを3つ紹介します。
横にスライドします ⇒
以下、それぞれの特徴について、詳しく解説します。
保育士ワーカー
※画像引用:保育士ワーカー 公式サイト
「保育士ワーカー」は保育士専門の転職サイトであり、その規模は業界で最大手です。このため、安心して利用できるというメリットがあります。
メリット
- 業界トップクラスの求人情報
- アドバイザーが保育士専門
- 利用者の8割が年収アップ
デメリット
- 地域によっては求人が少ない
- アドバイザーとの相性にばらつきがある
「保育士ワーカー」は業界トップクラスの求人情報を持っています。具体的には、多くの保育園、幼稚園、学童保育など、さまざまな施設の求人情報を提供しています。これにより、希望する条件に合った職場を見つけやすくなります。
また、保育士ワーカーを利用する人の中で、8割が年収が上がるという結果が出ています。例えば、年収300万円で働いていた人が、このサービスを利用して年収350万円以上になったといったケースもあるようです。
保育士ワーカーは業界最大手とはいえ、地域によっては求人が少ない場合があります。特に地方都市や田舎では、選択肢が限られる可能性が高いです。
また、アドバイザーは保育士専門であるものの、人それぞれ相性があります。一部の利用者からは「アドバイザーとの相性が悪く、有益なアドバイスがもらえなかった」という声も。相性が合わない場合は、別のアドバイザーをリクエストすることも考慮しなければなりません。
保育士ワーカーは多くの求人情報と専門的なアドバイザーがいるため、保育士としてのキャリアアップを目指す方には非常に有用なサービスです。
しんぷる保育
※画像引用:しんぷる保育 公式サイト
「しんぷる保育」は首都圏に特化した転職エージェントであり、短期間での転職成功率が特に高いという特徴があります。
メリット
- 首都圏の求人が多い
- アドバイザーが条件交渉も行ってくれる
デメリット
- 首都圏以外の求人がない
しんぷる保育の一番のメリットは、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉など)の求人が多いことです。首都圏の保育園、幼稚園、認定こども園など、多くの施設からの求人情報が集まっています。これにより、首都圏で働きたいと考えている人には、多くの選択肢が提供されます。
また、求人先との条件交渉も代わりに行ってくれます。給与や勤務時間、福利厚生など、働く条件に関する交渉を意味します。例えば、年収が400万円希望であれば、その条件に近い求人を見つけ、さらには交渉をしてくれるというわけです。
一方で、デメリットとしては、地方に住んでいるとこのサービスは利用できません。求人情報が主に首都圏に集中しているため、地方の求人がないからです。
しんぷる保育は首都圏での転職を考えている保育士には非常に強力なツールです。多くの求人と専門的なアドバイザーが待っています。
保育のお仕事
※画像引用:保育のお仕事 公式サイト
「保育のお仕事」は、一般に公開されていない非公開求人が多く掲載されている特徴があります。また、中長期的な転職活動もサポートしています。
メリット
- 非公開求人が多い
- 大手企業の求人も多い
デメリット
- アドバイザーの質にばらつきがある
保育のお仕事の大きなメリットは、非公開求人が多いことです。非公開求人とは、一般の求人サイトには掲載されていない、限られた人しか知ることのできない求人情報のことを指します。一般的な求人サイトでは見つけられないような良い条件の仕事に出会うチャンスが増えます。
もう一つのメリットは、大手企業からの求人も多いことです。大手企業はしばしば求人情報を一般に公開することなく、信頼性の高い転職エージェントに依頼するケースが多いからです。例えば、大手保育関連企業や大学付属の幼稚園などが、非公開で良い条件の求人を出している場合があります。
デメリットとしては、アドバイザーの質にばらつきがある点が挙げられます。一部のアドバイザーは非常に経験豊富で的確なアドバイスがもらえる一方で、中には未経験者や知識が浅いアドバイザーもいる可能性があります。
保育のお仕事は非公開求人が多く、大手企業からの求人も多いため、一般の求人サイトでは見つからないような良い条件の仕事に出会える可能性が高いです。
保育士の転職に関するよくある質問
ここでは保育士の転職に関するよくある質問をまとめました。ぜひ、参考にしてください。
Q. 転職エージェントのサービスは無料ですか?
はい、転職エージェントのサービスは大体無料で利用できます。具体的には、エージェントが成功報酬を企業から受け取る形になっているので、求職者が支払う費用は基本的にありません。
ただし、一部有料のオプションサービスがある場合もあるので、今回紹介した以外のエージェントを利用する場合は事前に確認することをおすすめします。
Q. 非公開求人って何?
非公開求人とは、企業が一般には公開しない求人のことを指します。これは通常の求人サイトや広告ではなく、転職エージェントなどを通じてのみ応募が可能な求人です。
例えば、企業が高度なスキルを持つ人材を限定的に探している場合や、内部の情報を一般に知られたくないという理由から非公開にされることが多いです。
Q. 複数の転職サイトに登録するデメリットは?
複数の転職サイトに登録すると、管理が大変になります。例えば、各サイトから届く求人情報や連絡を一つ一つ確認し返信するだけでも時間がかかります。また、情報が錯綜し、何が何だか分からなくなる可能性も。
つまり、多くの情報が交錯すると、最終的には自分が何を望んでいるのかが不明確になる危険性があります。
Q. キャリアアドバイザーとの相性ってどうやって見極めるの?
相性は大体初回のカウンセリングで感じることが多いです。
具体的には、話がスムーズに進むか、自分の疑問に対して納得のいく答えがもらえるかなど、初対面でもコミュニケーションが取りやすいかどうかを確認すると良いでしょう。
Q. 年収アップはどのくらい見込める?
年収アップの見込みは個々のスキルや経験、そして交渉次第ですが、多くの場合で年収はアップします。
例えば、特定の資格や経験があれば、それを活かした求人をエージェントが見つけてくれる可能性があります。また、転職エージェントには給与交渉のプロもいるので、そのサポートを受ければ、より高い年収を得るチャンスもあります。 ただし、すべての人が年収アップを果たせるわけではないので、現実的な期待値を持つことも重要です。
まとめ
本記事では「保育士におすすめの転職サイトとその選び方」について解説しました。 内容を改めて整理すると以下のとおりです。
ポイント
- 保育士専門の転職サイトや地域特化型、非公開求人が多いサイトなど、目的に応じて最適な転職サイトが存在します。
- 各転職サイトや転職エージェントには独自のメリット・デメリットがあり、その理解が転職成功の鍵です。
- 保育士の転職におすすめの転職エージェントは「保育士ワーカー」「しんぷる保育」「保育のお仕事」の3つです。
転職エージェントには初回登録の際に無料カウンセリングがある場合も多いです。これを利用することで、サービスの質や自分に合ったエージェントかどうかを事前に確認できます。
保育士として次のステップを踏み出す準備ができたら、この記事で紹介したおすすめの転職サイトをぜひ利用してみてください。
本記事は以上です。